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OSS Gateオンラインワークショップを1月27日に開催、特別編動画を公開

2023年12月26日

株式会社クリアコード

株式会社クリアコード(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:須藤 功平)は、オープンソースソフトウェア(以下OSS)開発者をふやすための取り組み『OSS Gate』1の活動の一環として、2024年1月27日にOSS Gateオンラインワークショップの開催をサポートすることをお知らせします。 あわせて、オンラインプログラミングスクールフィヨルドブートキャンプ2とコラボレーションし、2023年9月30日に開催したOSS Gateオンラインワークショップ特別編3で弊社結城洋志が行った講演「今日から参加できるOSS開発」の動画を公開したことをお知らせします。

動画URL https://youtu.be/F2Ey3kRZfQoq

OSS Gateオンラインワークショップ開催概要

OSS Gateオンラインワークショップは、これまでOSS開発に関わってみたいけれど関わってこれなかった人がビギナーとして、OSS開発に関わってきたことのある人がサポーターとして一緒に、「OSSにコントリビュートしてみる」ことをハンズオンで行うオンラインイベントです。2015年の初開催からオフライン・オンライン様々な形で開催されてきました。

現在、OSS開発に関わる人を増やしたいサポーターさんと参加してみたいビギナーさん両方を募集しています。

「今日から参加できるOSS開発」講演動画の概要

「今日から参加できるOSS開発」は、これまでOSS開発に参加したことのない人に向けた、OSS開発に参加する心理的ハードルを下げ、OSS開発に関わるためにどんなことができるのかをイメージしやすくし、参加しやすくすることを目指した講演です。 これまでに行われてきたOSS開発の最初の一歩を一緒にやってみるワークショップ「OSS Gateワークショップ」で100名以上と関わる中で得た知見をもとに、心理的ハードル解消や、OSS開発に最初に参加する際に知っているとよさそうな基本の情報を約30分にまとめています。

内容

フィヨルドブートキャンプ×OSS Gate コラボレーション

OSS Gateにはこれまで1000人以上の人が関わってきました。4今回のコラボレーションは、「OSS開発者を増やしていきたい」という同じ思いを持つ人同士が継続して活動をつなげていく中でOSS Gateの立ち上げメンバーとフィヨルドブートキャンプ運営メンバーがつながったことから始まりました。フィヨルドブートキャンプの持つ『OSS開発に関わることで広がる世界や、知ることのできる楽しさを受講生に感じてほしい』、『社内や限られた環境だけでなく、広い世界の技術の高さを知る機会としてOSSに関わってもらいたい』という思いを受講生に伝えるために、ハンズオンのワークショップ開催実績のあるOSS Gate運営メンバーが企画実施のサポートを行い特別編のワークショップ5が開催されました。

OSS開発者を増やすために

OSS Gateでは、今回のフィヨルドブートキャンプとのコラボレーションのようなことが広がっていくことを期待しています。 OSS開発を詳しく知らないプログラミングスクールの受講生や、OSS開発にコントリビュートする人材を求める企業などにぜひ今回公開された動画をご覧いただき「OSS開発に関わるハードル」がそんなに高くないことを知ってもらい、より多くの人がOSS開発に参加してくれるようになることが目標です。

クリアコードについて

クリアコードは、2006年7月にフリーソフトウェア開発者を中心に設立したソフトウェア開発会社です。 クリアコードはフリーソフトウェアの推進を会社の目的の一つとしています。OSS開発者を増やすことはフリーソフトウェア推進につながるとの考えから、OSS Gateの立ち上げから深く関わっています。

また、今回のOSS Gateオンラインワークショップ フィヨルドブートキャンプ特別版においては、その企画段階からお手伝いしました。

Mozilla Firefox/ Thunderbird/ Fluentd6/ Apache Arrow7/ Groonga8/日本語入力など組み込みシステム向けソフトウェアなど多岐にわたるソフトウェアの開発や技術サポートサービスを提供しています。

講演者 結城洋志 プロフィール

結城 洋志(piro)(OSS Gateメンバー/クリアコードエンジニア)

1982年生まれ、大阪府出身。2006年クリアコードの設立に参加。2015年に立ち上がったOSS開発者を継続的に増やす取り組み「OSS Gate」運営にも関わり、これまでに50人以上のビギナーのOSS開発の最初の一歩を見守ってきた。業務では主にオープンソースのFirefoxおよびThunderbirdやブラウザー関連の法人向け技術サポートに従事。プライベートでは「Tree Style Tab」ほか多数のFirefox用拡張機能を開発・公開中。また、2011年より日経Linux誌にてLinuxコマンド操作解説漫画記事「シス管系女子」を連載中。著書に「Firefox Hacks Rebooted(共著)」、「「ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux」(旧称「まんがでわかるLinux シス管系女子」)シリーズ、「これでできる!はじめてのOSSフィードバックガイド」など。

参考URL

【コーポレートサイト】https://www.clear-code.com/

【技術サポートサービス】https://www.clear-code.com/services/

当リリースに関するお問い合わせ先

株式会社クリアコード

TEL:04-2907-4726

メール:info@clear-code.com

  1. OSS Gateでは、OSS開発に未参加の人を参加する人へ、少し参加したことがある人を継続的に参加する人へとOSS開発に参加する人を継続的に増やしていくための活動を2015年から行っています。

  2. フィヨルドブートキャンプ( https://bootcamp.fjord.jp/ )は、現場の即戦力になるためのスキルとプログラミングの楽しさを伝える、現役のエンジニアが考える現場目線に徹底的にこだわった理想のプログラミング教育の実現を目指した、オンラインプログラミングスクールです。2012年よりスクールの前身のインターン教育をスタートし、10年以上教育を続けています。 主な特徴は、メンターは全員現役のプログラマーであること、学習で使っているオンライン学習アプリは受講生自身が開発し、OSSとして公開していること、多くの卒業生がカンファレンスで登壇をするなど活躍をしている点が挙げられます。 利用料は月額29,800円(税込)、初期費用はなく、月額課金のためいつでも退会ができます。また、3日間の全機能が使えるお試し期間がご利用いただけます。

  3. OSS Gate と FBC のコラボ企画を開催しました https://bootcamp.fjord.jp/articles/91(フィヨルドブートキャンプブログ)

  4. 2023年11月時点で、OSS GateのDoorkeeper参加メンバーは1352名です。https://oss-gate.doorkeeper.jp/members

  5. 【Special】OSS Gateオンラインワークショップ - フィヨルドブートキャンプ特別版 2023-09-30 https://oss-gate.doorkeeper.jp/events/160648

  6. Fluentdは、米国及びその他の国における The Linux Foundationの商標または登録商標です。 Fluentdは、拡張性の高いログ収集オープンソースソフトウェアで1000以上のプラグインで様々なサービスとのデータ連携を実現します。Cloud Native Computing Foundation (CNCF)により認定されたプロジェクトの一つです。Fluentd公式ページ(英語): https://www.fluentd.org/

  7. Apache Arrowの商標およびロゴはApache Software Foundationの商標です。pache Arrowはこれからさらに必要とされている大規模データの処理をより高速にスムーズに行うため、データの処理・交換・変換等を行うモジュールで使えるデータ処理基盤を開発するプロジェクトです。特定のプログラミング言語に特化しておらず、多くのプログラミング言語で使えるようになっているため、複数の言語で実装されたデータ処理システムでも活用できます。 Apache Arrow公式ページ(英語):https://arrow.apache.org/

  8. Groongaはオープンソースのカラムストア機能付き全文検索エンジンです。Groongaを使うことにより、高性能な全文検索機能を備えたアプリケーションを容易に開発することができます。Groonga公式ページ:https://groonga.org/ja/