2010年からGroongaプロジェクトに参加し、現在はクリアコードが主に設計・開発・メンテナンスしています。関連プロジェクトであるMroonga・PGroonga・ラングバもクリアコードが主に設計・開発・メンテナンスしています。

業務内容は次のとおりです。

• Groongaおよび関連プロジェクトを利用するお客様のサポート・コンサルティング
• Groongaおよび関連プロジェクトの普及活動
• Groongaおよび関連プロジェクトを利用したサービスの検討

お客様のサポート・コンサルティング

全文検索に関して課題をお持ちのお客様からご相談いただくことから始まります。

まず、お客様から課題をヒアリングをします。その結果に基づき、以下のような解決方法を検討、提案します。

• 導入支援
• 性能改善
• 機能追加、不具合修正
• 運用支援

チームで対応するため、1人ですべてに対応できなくても構いません。チームのメンバーと協力しながらお客様の課題を解決します。お客様に満足してもらった結果、同じお客様と長くお付き合いすることが多いです。お客様のドメインの理解を深めながらよりよい全文検索システムの構築を支援できます。

普及活動

クリアコードが公開している情報をきっかけにお客様からご相談をいただくことがほとんどです。Groongaおよび関連プロジェクトの普及活動が案件につながるということです。

具体的には次のような普及活動を行っています。

• 定期的なリリースおよびアナウンス
• コミュニティサポート
• イベントでの発表
• ブログでの情報発信

普及活動は広く公開された場で行うため、あなたの実績として広く参照できます。また、関連コミュニティーでの人のつながりが増えます。人のつながりは公私問わず助けになります。

新たなサービスの検討

技術の進歩によりユーザーが必要とするものは変わっていきます。ユーザーが必要なものを提供することで、ユーザーはうれしくクリアコードは対価を得ることができます。これはGroongaおよび関連プロジェクトの発展につながるのでユーザーはより一層うれしくなります。

たとえば、2021年現在、サービスとして全文検索機能・データベース機能を利用できることによる利便性が広く認知されています。しかし、Groongaおよび関連プロジェクトをサービスとして利用することはできません。サービスを提供する事業者がいないためです。

これに対し、現在、よくあるSaaS（インフラもサービス提供側が用意する）形態ではなく、Kubernetes（k8s）を使ってユーザーがインフラを用意しその上にGroongaおよび関連プロジェクトをサービスとして提供できないか検討しています。Kubernetes上で非常に簡単に運用できるパッケージとして提供するイメージです。Kubernetes関連の知識・経験がある人はその知識・経験を活かせます。

他にも、時代に合わせてGroongaを活用してビジネスをしていく方法を検討していきます。