クリアコードでは来年の夏にインターンシップを実施する予定です。(2009年8月〜9月を予定)
そこで、インターンシップ参加希望者の募集を開始しました。
詳しくは募集ページに書いていますが、ここにも簡単に概要を書いておきます。
応募条件
応募条件は「プログラミングが好きなこと」です。他は、学生であることとまとまった時間がとれることなので、「プログラミングが好きなこと」だけが条件といってよいかと思います。もっと具体的な条件にしたり、細かく条件を並べるよりも、一番大切なこと1つだけとしました。「プログラミングが好きなこと」がプログラミング技術が飛躍的に上達するために必須のことだからです。
カリキュラム
インターンシップでは、フリーソフトウェアの開発を参加者とクリアコードのエンジニアがペアプログラミングで行います。このようなカリキュラムにしたことにはいくつが理由がありますが、一番の理由はこのカリキュラムが参加者もクリアコードのエンジニアもともに成長できると信じているからです。
開発対象としてフリーソフトウェアを選んだことには2つの理由があります。1つはクリアコードのエンジニアが業務で活かしている技術はフリーソフトウェアの開発で身につけたものだからです。もう1つは業務でFirefox/ThunderbirdやRubyなどの既存のフリーソフトウェアを利用したり、新規に開発することも多いからです。フリーソフトウェアではない開発業務もありますが、その場合でもフリーソフトウェアの開発で身につけた技術は活きています。クリアコードの業務が成り立つのはフリーソフトウェアの開発に関わっているからといっても過言ではありません。そして、参加者にとってもフリーソフトウェアの開発に関わることが有益だと思っています。
インターンシップという短い期間で、参加者には2つのことを学んでほしいと考えています。1つはプログラミング技術の向上、あるいは、向上するための方法です。もう1つはソフトウェア開発業務についてです。フリーソフトウェアの開発をペアプログラミングで行うことでそれらを実現できると考えています。
ペアプログラミングで開発を行うことにより、参加者には技術面において短い期間で大きな効果がでることを期待しています。また、クリアコードのエンジニアも教えることで学んでいけると期待しています。経験がある方も多いと思いますが、教えることで自分の理解が進むことは多いものです。
また、フリーソフトウェアの開発という内容はクリアコードでのソフトウェア開発業務にも結びつきます。クリアコードでは業務の中でフリーソフトウェアを利用するだけではなく、開発することもあるからです。例えば、C言語用のテスティングフレームワークのCutterや迷惑メール対策を支援するmilter managerなどです。
フリーソフトウェアの開発をペアプログラミングで行うというカリキュラムで、参加者もクリアコードのエンジニアもともに有意義なインターンシップになることを期待しています。
参加希望者の方へ
参加者もそうなると思いますが、このインターンシップはクリアコードにとっても初めてのインターンシップになります。よりよい内容にするためには試行錯誤を重ねていく必要があり、今はまだ最初の一歩です。そのため、現段階ではよりていねいにインターンシップを行うことができるように、今回は1名のみの募集としました。
興味がある方はインターンシップ応募申込書(Calc用|Excel用)に必要事項を記入し、minami@clear-code.comにメールで提出してください。疑問点なども同じアドレスで受け付けています。
余談ですが、インターンシップ参加希望者募集にあわせて会社紹介パンフレットを作成しました。(インターンシップページの最下部にリンクがあります。)