予告通り、2016年9月8日から10日まで3日間開催されたRubyKaigi 2016にスポンサーとして参加しました。今年はブースを出せるということだったのでブースを出しました。(スピーカーとしての参加についてはHow to create bindings 2016を参照してください。)
クリアコードは例年RubyKaigiをスポンサーとして応援しています。応援することが目的なので特に会社としての明確なメリットを設定しておらず、次のような「こうなるといいな」が実現されたらラッキーくらいに考えています。
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パッチ採用に応募する人がいればいいな
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インターンシップに応募する人がいればいいな
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OSS Gateに参加する人が増えればいいな
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OSS開発支援サービスを利用する企業が増えればいいな
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その他、Mozilla FirefoxやGroongaなどの問い合わせにつながればいいな
そのため、それほど前のめりなブース利用はせずに、次の方々にクリアコードブースの一部を提供しながら利用しました。
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SMSさん
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背景1:スポンサーになるのがRubyKaigi 2016開催直前でブースを使えなかった
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背景2:OSS開発支援サービスでbm-sms organization以下にあるdaimon-XXXの開発に参加しているつながり
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補足:寿司とトンカツのチロルチョコを配りながら採用活動をしていたのがSMSさんです。
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やまねさん
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背景1:High Tech Seat in mrubyの発表内で実施した「ウォシュレットをmrubyで制御する」デモを展示する場所を探していた
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背景2:たいやき部つながり
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補足:たくさんの方がデモを体験して喜んでいたので場所を提供できてよかったです。
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ブースの残りのクリアコード分ではOSS Gateの紹介をしていました。今のOSS Gateのワークショップは個人が対象(土曜日開催なので企業が社員に土曜日に行ってこいとはなかなか言えない)なので、企業でOSS開発に取り組みたいという方にはOSS開発支援サービスを紹介しました。何人かMozilla Firefoxのサポートに興味のある方がいたのでその方たちにはサポートサービスの説明をしました。もう少しGroongaの紹介もした方がよかったです。
発表後の質問の受け付け場所としてもブースを利用しました。これはとてもよくて、発表で触れていないことや実際に使ってみるにはどうしたらよいかなど、絵を描きながら話したほうがよさそうな話や時間がかかる話をすることができました。発表時の質疑応答時でもいくつかやりとりできたのですが、やはり、時間が限られていることもあり、別の場で補完できることは有用でした。今後、またブースがあるときは、発表後の質問の受付場所としても活用する予定です。
日本Ruby会議2009でブースを出したことがありますが、RubyKaigi 2016はそのときよりもよく設計されたブーススペースになっていました。飲食物がある休憩スペースと一体になっているために人の流れがあり、休憩時間を過ぎて話し込んでいてもセッションの邪魔にならないような部屋割りになっていました。また、ときおりスタッフが「なにか困っていることはないか」とフィードバックを受け付けに来てくれていました。途中まで、ゴミ箱がなくて少し不便だったのですが、解消してくれました。
RubyKaigi 2016はよいRubyKaigiでした。応援できてよかったです。実現されたらラッキーくらいの扱いのスポンサーのメリットですが、現時点ではOSS Gateに参加する人が増えるという件は効果がでています。20-30人くらい増えたので予想以上です。すごい。他の件についてはまだ問い合わせはありません。