2017年3月25日にクラウドワークスさんでOSS Gate東京ワークショップを開催しました。東京でのワークショップ開催は今回で8回目です。今回は18名の参加でした。当日無断欠席率は30%くらいでいつも(50%くらい)より少なかったです。おぉ。今回はいつもとなにが違ったのだろう。
参加者の感想は次の通りです。(増えたら追記します。)
ここではワークショップ運営視点でまとめます。
今回のチャレンジ
今回は1人のメンターで4人のビギナーをサポートすることにチャレンジました。より少ないメンターでより多くのビギナーをサポートできるとワークショップ開催が楽になるからです。
チャレンジしてみた結果は次の通りです。
よかったこと:
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ビギナーのつながりができやすそう。
- ワークショップ後もチャットでやりとりを続けているのはこのグループのみなんだけど、関係があるのかも。
課題:
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誰でもできるわけではなさそう。(慣れた人じゃないと難しそう。)
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ワークショップの時間の配分の調整が必要そう。(従来の体制より「ふりかえり」の時間が長くなる。)
「ビギナーのつながりができやすそう」というのは「Gateをくぐった後もOSSの開発を継続して欲しい」というOSS Gateの目指したいことにプラスになりそうなので、このチャレンジの結果を次のワークショップ開催にも活かせるとよさそうです。
(ここから参加したことがある人じゃないとわからなそうな書き方。)
2人で4人のビギナーをサポートするという従来の比率(従来は1人で2人のビギナーをサポート)はそのままで、全部このスタイルで実施、というのを試してみるとよさそうです。そうすれば課題は解決できそうです。
なお、「ふりかえり」の時間が長くなるのは前半パートの終わりのときだけです。前半パートの終わりのときの「ふりかえり」は4人を順にやるので従来のやり方(2人ずつ並列でやる)より2倍時間がかかります。一方、後半パートの終わりのときの「ふりかえり」は1日分じゃなくて後半パート分だけでよい(前半パートの終わりのときにみんな前半分を聞いているから)ので、従来のやり方(前半と後半を2人ずつ並列でやる)と同じくらいの時間になるはずです。
(ここまで参加したことがある人じゃないとわからなそうな書き方。)
今回の気づき
お昼休憩のとき、なかなか「ビギナー」経験者が「メンター」にならないのはどうしてだろうと話しました。ビギナーから「メンター」という単語はすごそうな人なイメージがあって「ビギナー」を1回やっただけだとムリムリ!という気持ちになるというような話を聞きました。たしかにそうかもしれません。
次回からは「サポーター」など「メンター」ではない名前を使おうと検討中です。
なお、次回は5月27日開催です。
まとめ
3月25日に5回目のOSS Gateワークショップを開催しました。
今回は次のことにチャレンジしました。
- 1人のメンターで4人のビギナーをサポートする
まだまだ課題はあるものの磨けばよくなりそうな雰囲気を感じました。
3月30日には姉妹(?)イベントであるOSS Gate東京ミートアップ2017-03-30があります。OSSの開発に興味のある方はこちらもチェックしてみてください。