須藤です。今月はあと2つ発表があります。(関西Ruby会議2017とApache Arrow勉強会。)
2017年5月23日にSpeee Cafe Meetup #07が開催されました。「OSS開発」がテーマということだったので、「OSSの開発に参加しよう!」という話をしました。
関連リンク:
内容
この発表では次のことを紹介しました。
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「OSSの開発に参加」というとガリガリ難しいコードを書くというイメージがあるかもしれないけど、こんなことやあんなことも「OSSの開発に参加」だよ。
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「OSSの開発に参加したい!」という気持ちはあるけどまだ行動できていない人のために、「OSSの開発に参加」をサポートする仕組みがあるよ。
こんなことやあんなことも「OSSの開発に参加」だよ、の具体例として次の例を紹介しました。
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gemのインストールが失敗したとき:それを開発元にフィードバックする
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ドキュメントにtypoがあった:それを開発元にフィードバックする
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使っているgemに機能が足りない:それを開発元にフィードバックする
関連しそうな話として「OSSのエコシステムに参加」ってどういうことだろう?という話もしました。「OSSのエコシステムに参加」の私の説明はこうです。
自分たちのソフトウェアもオープンソースのソフトウェアも同じように扱うこと
問題があれば直すし、気になることがあれば共有する。つまり、いつも自分たちのソフトウェアでやっているようにオープンソースのソフトウェアでのやればいいんです。
「OSSの開発に参加したい!」という気持ちはあるけどまだ行動できていない人のために、OSS GateとOSS開発支援サービスを紹介しました。個人的にOSSの開発に参加したいという方はOSS Gateの方が向いています。業務の中でOSSの開発に参加したいという方はOSS開発支援サービスの方が向いています。(あるいは、個人的にOSS Gateに参加して、そこで得た知見を業務に活かす、というやり方もあります。)
OSS Gateの方に興味がある人は今週の土曜日(5月27日)にOSS Gate東京ワークショップ2017-05-27があるのでそれに参加することをオススメします。
OSS開発支援サービスの方に興味がある人は、Speeeさんでの事例を参考にしつつ、お問い合わせください。
まとめ
2017年5月23日開催のSpeee Cafe Meetup #07でOSSの開発に参加しよう!という話をしてきました。業務でOSSの開発に参加したい、という方には、私の話以外の話も興味深いと思います。すでにいくつか資料が公開されているのでそちらも見てみてください。
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マイクロサービスとOSSのおいしい関係 by FiNKのshinofumijpさん
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OSS開発が業務にもたらす恩恵 by Speeeの[@pataiji]さん
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クローズドソースから始めるオープンソース by ドリコムの@onkさん