2021年1月22日開催のRubyセミナー Onlineで「Rubyと仕事と自由なソフトウェア」という話をする須藤です。もともと2020年3月12日に松江で開催される予定だったセミナーだったのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期になっていました。オンライン開催なので松江以外のみなさんも参加しやすくなったはずです!
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内容
主な参加者は「業務でRubyを使っているプログラマー」ということなので、そんな人たちに自由なソフトウェアのことを考えてもらえる内容にしました。内容にしましたというかしたかったです!したかったのですが、うまくまとめることができませんでした。うまくまとめることができなかった理由は、まとめるうちに今の私達(クリアコード)の活動がどのくらいがんばれているのか自信がなくなってきたからです。そんなに悪くはないと思いますが、このくらいでいいのだろうかという気もします。ということで、自由なソフトウェアに関する情報と私のもやっとをまとめた内容になりました。たとえば、こんな感じです。
- 自由なソフトウェアを開発するために不自由なソフトウェアで実装されたサービス(GitHubとか)を利用するのはどうなんだろうか
- 不自由なソフトウェア(CUDAとか)を使うための自由なソフトウェア(Apache Arrowとか)を開発するのはどうなんだろうか
- お客さんには自由なソフトウェアのメリットを説明するだけで自由なソフトウェアがなぜ重要かを説明していない
当初は「参加者が仕事で自由なソフトウェアをより活用するためのノウハウ」のようなことを私達の経験を活かしてまとめようかと思っていたのですが、自由なソフトウェアというよりオープンソースの話になってしまいそうだったので途中でやめました。(自由なソフトウェアとオープンソースの違いについては残っています。)
そもそもどうして自由なソフトウェアのことを考えて欲しかったかというと主な参加者は自由なソフトウェアを使っているからです。Rubyは自由なソフトウェアですし、業務でRubyを使っているプログラマーの多くが使っていそうなRuby on Railsも自由なソフトウェアです。今は自由なソフトウェアが広く使われていますが、私達の行動次第でこれからも広く使われ続けられるかどうかが左右されるのではないかと心配しています。たとえば、クラウドサービスがもっと広範囲に便利になったら。たとえば、オープンソースよりもメリットのある開発手法が広まってきたら。私達は自由なソフトウェアを選択しなくなるかもしれません。そんな状況になったとき、自由なソフトウェアのことを知っていれば私達の選択は変わるかもしれません。ということで、業務でRubyを使っているプログラマーのみなさんにも自由なソフトウェアのことを知っておいて欲しいなと思ったのです。
自由なソフトウェアのことが気になる人は参加してね!
まとめ
2021年1月22日(明後日!) 14:00-14:50にRubyセミナー Onlineで自由なソフトウェアの話をします。あまり整理された説明ではないと思いますが、私のもやっと事例は整理された説明では得られないなにかを考えるきっかけになるといいなぁと思います。(参加者のみなさんとやりとりすることができるかわからないのですが)話を聞いてどう思ったかを教えてもらえると私は嬉しいです。業務でRubyを使っているプログラマーの人、自由なソフトウェアに興味がある人は参加してください!