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Open Source Summit Japan 2023に参加してきました!

2023年12月4日~6日にかけて開催された、Open Source Summit Japan 2023に、クリアコードメンバーが「New Chapter of Fluentd, Rebranding and New Release Cycle (LTS)」と題して Fluentdの長期サポートを提供するためのパッケージに関する発表をすることになったので、応援&勉強を兼ねて参加してきました。

コードを書く以外の仕事をしている吉本です。

これまで、ソフトウェア開発以外の業界で長く働いており、各業界でイベントやカンファレンスに主催者、登壇者、参加者、運営者など様々な形で参加してきましたが、今回がクリアコードに入って初のオフラインイベントでした。

とても興味深く学びが多かったです。

まず、プレゼンテーションは基本的にすべて英語で行われていて、国外参加者が4~5割くらいいそうな、国際カンファレンス感がとてもありました。キーセッション以外は、司会がいなかったので、時間になったときに登壇者の人がうまく開始して、終わりもうまく終わらせる形式で新鮮でした。

オープンソースの文脈でよく見かけるLinux Foundationについていろいろ知れたことも勉強になりました。エンジニアよりも、プロジェクトをマネージメントや運用をサポートするためのエンジニアではないスタッフが多いことを聞いて、私ももっといろいろやれることが有るのかなと思いました。

基調講演の中に、Linuxの生みの親のLinus Torvalds氏とVerizon社のOpen Source Program OfficeのDirk Hohndel氏の対談登壇があり、二人が登壇すると会場中のスマホが向けられていて、アイドル感を感じました。二人の話から、今でも新しい技術を取り入れてよりよく進化させていく事の意味と、30年以上も同じプロジェクトに関わる人がいるくらいオープンソースの開発が魅了されるものなんだなぁと感じました。また、OSS Gateの活動で目指している「新しくOSS開発に関わる人を増やしたい」に通じる悩みである「開発者の高齢化」「レビュワー育成の難しさ」みたいなものをやっぱり持っている事を知れるような話が聞けたことも良かったです。

そのほかいくつかのプレゼンテーションに参加しましたが、やっぱり海外の人のプレゼンテーションは、動きが多いなと思いました。それを想定しているのか、ピンマイクだったのが今まで参加したことのあるイベントとはちょっと違うなぁと感じました。

あと、重要でない気づきポイントとして、予想はできていたけれど予想以上にみんなスーツ着ないんだなって思いました。そして、海外の参加者は知り合い同士っぽい雰囲気がありました。

今回参加したイベントの概要

Open Source Summit Japanは、日本で開催される大規模なカンファレンスで、オープンソースエコシステムが一堂に会します。技術者やオープンソースリーダー企業が、コラボレーションと情報共有のために、そして最新のオープンソース技術を学ぶために、あるいは革新的なオープンソリューションを使った競争力の付け方を見つけるために集結します。 Open Source Summitは、今日のオープンソースに影響を与える最も重要な技術、トピック、および問題をカバーするイベントの集まりで構成される、カンファレンスアンブレラです。(公式ページより抜粋)

イベント会場の様子を少しだけ

キーノート開催時の盛況な様子

キーノート開催時の盛況な様子

名札は自由にスタマイズ。ソーシャルディスタンスの表示だったり、関連する分野を示すリボンがあって、自分好みに修正できていました。これだけ多くの分野のカンファレンスが同時にできるのは面白いなぁと思いました。

名札は自由にカスタマイズするしくみを採用していました。ソーシャルディスタンスの表示だったり、関連する分野を示すリボンがあって、自分好みに修正できていました。これだけ多くの分野のカンファレンスが同時にできるのは面白いなぁと思いました。

求人ボードがありました。こういったところの縁から仕事になる話はよく聞くので、大事なアクションなんだろうなと思いました。

求人ボードがありました。こういったカンファレンスでの縁から仕事になる話はよく聞くので、大事なアクションなんだろうなと思いました。

登壇した二人と記念撮影しました。撮影場所を探してうろうろしてしまいました。

登壇した二人と記念撮影しました。撮影場所を探してうろうろしているときのスタッフさんに親切にしてもらいました。

まとめ

コロナ禍中入社だったため、久しぶり&慣れないイベント参加でちょっと緊張しましたが、やっぱり楽しいなぁと感じました。登壇をした二人はもっと大変だったと思うのですが、英語の発表という事で発表の準備お手伝いもしたので、無事に終わってほっとする気持ちになりました。

まだまだ上手にお話はできませんでしたが、お世話になっている会社の方にご挨拶できたり、海外のスタンダードや最新の傾向を知れたり、オープンソースに関する知見が増えたりしたので、参加できてよかったです。

クリアコードでは、こういったイベント参加を後押ししてもらえるので、こういった機会があればまた参加してみたいです。どこかの会場でククログを読んでいる人に出会ったらご挨拶できたらすごいなって思っています。