クリアなコード(6)
名前のつけ方
はじめに
わかりやすいコードを書くことはソフトウェア開発において大切なことです。では、具体的にわかりやすいコードとはどんなものでしょうか?その観点はいろいろなものがあります。その中で今回は名前のつけ方に着目します。
リーダブルコードの解説
注: 記事中の「解説」の部分のライセンスは「Creative Commons 表示 - 非営利 - 継承」です。「解説」は「クリアコード」(「ClearCode Inc.」)によって変更されています。変更前の原著作者は「オライリー・ジャパン」です。「Creative Commons 表示 - 非営利 - 継承」なので再配布や変更や翻訳などはライセンスに従って自由に行えますが、営利目的で利用することはできません。
札幌Ruby会議2012でバグを修正する方法とクリアなコードの作り方について話します
先日、札幌Ruby会議2012のプログラムが決定しました。クリアコードからは以下の2件が採択されました。
適切なサイズのコミットにする方法の案
以前、読みやすいコミットにする方法としてコミットメッセージの書き方と小さくまとまったコミットの具体例を紹介しました。今回は、小さくまとまったコミットにするためのより一般的な方法の案を紹介します。案としているのは、広く使えそうな気がしますが、思いついたばかりでまだ実例がないためです。この方法が使えそうな気がしたらぜひ試してみてください。
Emacs上でカラフルにdiffを表示する
ソフトウェア開発は小さな変更の積み重ねです。ソフトウェア開発ではバージョン管理システムを使うことが当たり前ですが、バージョン管理システムはその変更の積み重ねを記録しています。変更はdiffと呼ばれ、ソフトウェア開発をしていれば頻繁に目にします。例えば、コミット前に変更を最終確認するためにdiffを見ます。また、誰かがコミットすればdiff入りのメールで変更内容が関係者に通知されます。
ifとreturnの使い方
はじめに
わかりやすいコードを書くことはソフトウェア開発において大切なことです。では、具体的にわかりやすいコードとはどんなものでしょうか?その観点はいろいろなものがあります。その中で今回はif
とreturn
の使い方に注目します。
The Art of Readable Code
2011年11月に「理解しやすい、読みやすいコードはどのように書けばよいか」という内容の本がO'Reillyから出版されました。(英語です。)