Fluentd
Fluentd v1.18.0をリリース
こんにちは。Fluentdチームの藤田です。
2024年11月29日にFluentd v1.18.0をリリースしました。 本リリースではゼロ・ダウンタイムによるリスタートを主な機能として追加しました。 また、いくつかの機能拡張と不具合の修正が含まれます。
本記事ではFluentd v1.18.0の変更内容について紹介します。
LTS版 Fluent Package v5.0.5をリリース
2024年11月14日にFluent PackageのLTSの最新版となるv5.0.5をリリースしました。
本リリースでは、パッケージでいくつかの修正が行われています。
本記事ではFluent Packageの変更内容について紹介します。
いざというときに備えてWindowsのイベントログを収集・保存しておく方法
システム管理者にとって、セキュリティインシデント発生時など、原因究明・問題解決のために必要な情報をすばやく収集・分析する必要があります。
Windowsにおいては、イベントログが監視や監査という観点からは重要なログといえるでしょう。 Windowsイベントログにもいくつか種類があり、セキュリティ監査の観点からはアカウントの ログオン等の情報が得られるので、Windowsのセキュリティイベントログが保存されていると有用です。1
そこで、まだそこまでしくみを整備できていない人のために、今回はいざというときに備えてWindowsのセキュリティイベントログを収集・保存しておく方法を紹介します。
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Windowsのセキュリティイベントログの内容は、グループポリシーの監査ポリシーや、フォルダの監査設定によってもかわってきます。推奨される監査ポリシーは監査ポリシーの推奨事項 を参照してください。 ↩
Fluentdの最新動向について発表しました: 【GOJAS Meetup-24】SplunkケーススタディVol.8 #gojas_jp
こんにちは。データ収集ツールFluentdのメンテナーの福田です。
2024年9月19日に開催された【GOJAS Meetup-24】SplunkケーススタディVol.8において、 「データ収集ツール Fluentdの最新動向 With Splunk」というタイトルで発表(LT)しました。
Fluentdから見て、統合ログ管理プラットフォームであるSplunkは親和性が高く、Splunkと連携するためのプラグインもいくつかあります。 しかしその一方で、最近はSplunk関連のプラグイン開発が停滞しがちであるという課題があります。
今回は本イベントに参加して、主にSplunkのデータの前処理事情について勉強しつつ、 懇親会のLTでFluentdの最新動向やSplunk関連の開発におけるFluentdの課題について発表をしてきました。
本記事では、私の発表内容とSplunkのデータの前処理事情について勉強したことについて紹介します。
Fluentdを安全にバージョンアップしよう(td-agent -> Fluent Package)
こんにちは。データ収集ツールFluentdのメンテナーの福田です。
Fluentdのパッケージとして有名だったtd-agent v4が2023年12月31日にEOLとなり、 その後継パッケージとしてFluent Package(fluent-package) v5をリリースしています。
Fluent Packageでは多くのバグ修正や脆弱性対応が入っているので、 ぜひ最新版にアップデートをしていただきたいですが、 互換性は大丈夫なのか、アップデート前後でデータの収集はどうなるのか、 といった不安もあるかと思います。
本記事では、Fluentdを安全にアップデートするためのポイントを紹介します。
通常版Fluent Package v5.1.0をリリース
こんにちは。Fluentdチームの藤田です。
2024年8月2日に通常版Fluent Package v5.1.0をリリースしました。 バグ修正やセキュリティ対応を主とするLTS版とは異なり、通常版は新機能などもリリースに含まれます。
本リリースでは、パッケージでいくつかの修正と改善を行い、さらにFluentdをv1.17.0に更新しました。
本記事ではFluent Packageの変更内容について紹介します。
LTS版 Fluent Package v5.0.4をリリース
こんにちは。Fluentdチームの藤田です。
2024年7月2日にFluent PackageのLTSの最新版となるv5.0.4をリリースしました。
本リリースでは、パッケージでいくつかの修正と改善が行われています。
本記事ではFluent Packageの変更内容について紹介します。
サポート事例紹介: Redisのフェールオーバーの原因調査
こんにちは。データ収集ツールFluentdのメンテナーの福田です。
今回の記事では、有名なインメモリデータベースであるRedisの障害調査を行った事例を紹介します。
また、この調査はクリアコードのFluentd法人様向けサポートサービスの一貫で実施したもので、 Fluentdとセットで周辺のフリーソフトウェアのサポートを実施した事例となっています。
Redisのトラブルシューティングや、クリアコードの法人様向けサポートサービスに興味のある方は、ぜひ本記事をご覧ください。
Treasure Agent (td-agent) v3からFluent Package v5へのアップグレード方法
Treasure Agent (td-agent)はログ収集ソフトウェアであるFluentdに各種プラグインを同梱したパッケージです。 deb、rpmだけでなくWindows向けのパッケージも提供していたことから広く使われています。
Treasure Agent (td-agent)には後継となるパッケージがあり、、それがFluent Packageです。 通常版だけでなく、長期サポートを提供するためのLTS版の2つがあります。 本記事を執筆時点の通常版の最新はv5.1.0であり、LTS版の最新はv5.0.4がリリースされています。
Treasure Agent (td-agent)は、後継であるFluent Packageのリリース後しばらくして2023年12月にサポートを終了しました。 しかしながら、なかなかバージョンアップに踏み切れていないままだったお客様からの問い合わせが発生することがあります。
今回は、Treasure Agent (td-agent) v3系から最新のFluent Package v5 (LTS版)へのアップグレード方法と注意点について紹介します。
Fluentdサポート事例: Postfixのログが途中で途切れてしまう
こんにちは。Fluentdのメンテナーの福田です。
Fluentdを使うと、いい感じに様々なアプリケーションのログを集中管理できて便利です。 例えば、メール転送エージェント(MTA)であるPostfixのログをFluentdに送信して管理することができます。
クリアコードはFluentdの法人様向けサポートサービスを行っていますが、 Fluentdに送信したPostfixの特定のログが途中で途切れてしまっている、 という問題がとあるお客様で発生し、調査して原因を明らかにしました。 結論としては、Postfixの仕様の問題でした。
この記事では、このサポート事例について紹介します。 Fluentdの使用例、トラブルシューティングの仕方に興味がある方はぜひご覧ください。 また、クリアコードのFluentdサポートサービスに興味のある方もぜひご覧ください。