こんにちは。 OSS Gateのワークショップの企画・実施をここ数年担当している福田です。
2025年2月1日に開催されたBuriKaigi 2025において、OSS Gateの取り組みについて発表(LT)しました。 LTでは次のような話をしました。
OSS(オープンソース・ソフトウェア)の開発に参加したことはありますか? それはハードルが高いな、と思ったそこのあなた、実は少しコツをつかめば誰でも気軽に参加できるんです! OSS開発に興味がある方、世界を広げたい方、社員教育の題材をお探しの方などに、OSS Gateという面白い取り組みがあることを知っていただき、今後活用していただきたいです!
本記事では、このトークで伝えたい要点を紹介します! 合わせて、BuriKaigi 2025の様子も紹介します!
発表スライド
伝えたいこと: OSS Gateを活用して!
OSS開発は次の点でとても魅力的です!
- 様々なソフトウェアと関われる
- 世界中のエンジニアと関われる
- 自分の貢献が自分の成果として残る
- 実は身近な存在
オープンな開発の魅力については、私の入社時のブログ「オープンな開発をできる仕事 @ クリアコード」で熱弁しているので、ぜひご覧ください!
そんな魅力的なOSS開発が、実はとても身近な存在なんです。 普段使っているソフトウェアや、ライブラリーや、ブラウザーやエディターの拡張やプラグインなどに、OSSが少なからずあるはずです。 そして、普段使っているのであれば、実はとても簡単に開発に参加できるんです!
とはいっても、最初は勝手が分からないし、ハードルが高いと感じる方が少なくないです。 「GitHubで強いエンジニアたちがやりとりしているんでしょ」という感覚があったりして、「そこに自分が簡単に参加できる」というイメージがなかなか出てこないのではないでしょうか?
そこでOSS Gateです! OSS Gateは、「OSS開発に参加する人を継続的に増やしていこう!」という活動をしているコミュニティーです。 その具体的な取り組みの1つとして、「OSS Gateワークショップ」というワークショップを定期的に開催しています。
クリアコードは自由ソフトウェア1を推進していくことを理念としており2、その一環で定期ワークショップの企画・運営を行っています(ここ数年は主に僕が行っています)。
このワークショップでは、OSS開発を実際に体験してもらいます。 一度体験していただくと、「思ったより大したことじゃなかった!ハードルが下がった!」と感じてもらえるはずです。 みなさまの参加レポートなどをぜひ見てみてください。
どうですか? 面白そうと思っていただけたら、OSS Gateをぜひ活用してほしいです! 1人のエンジニアとして世界を広めるのに活用できるだけでなく、会社や組織としても次のように活用してもらえます!
- 社員研修
- 御社専用のアレンジ開催
- 宣伝・人材発掘
特に、オフライン開催の会場提供をしていただけると嬉しいです! その際に、社員に参加してもらったり、会社の宣伝なども兼ねてもらったりして、活用してもらえれば運営側としても嬉しいです。
ぜひコミュニティーチャットでお気軽にお声がけください!
BuriKaigi 2025の様子
BuriKaigiに初めて参加しましたが、とてもよいカンファレンスでした! 印象に残っているのは次の2点です。
- ブリおいしい
- テーマが自由なので色々なお話を聞ける
来年もまたぜひ参加したいなと思いました。 来年はライトニングトークではなく、本番トークにチャレンジしてみたいです。
以下、印象に残っている各点の紹介です。
ブリおいしい
ブリ美味しかったです。大満足です。 スタッフや発表者などの関係者による前夜祭がありましたが、そちらも参加してよかったです。 落ち着いてじっくりと語らうことができました。 OSS Gateの活動に興味を持ってもらえた方もいて、とても嬉しかったです。
個人的に、立食だと人見知りが発動してしまうけど、机に座ってじっくりと食事をすると人見知りが発動しないことが分かりました。 立食ではない懇親会というのは良いなあと思いました。
テーマが自由なので色々なお話を聞ける
テーマが自由なので、色々なお話を聞けて楽しかったです。
1番印象に残っているのは、「富山発の個人開発サービスで日本中の学校の業務を改善した話」です。 実際に自身が体験した社会問題を解決するためにサービスを作り、さらにそれを広く認知してもらうためにマーケティング活動を色々試みて、多くの人に使われるようになった、というお話でした。 マーケティングについては自分も苦戦しているところで、次のような点が印象に残っています。
- とにかく色々行動する、開発にかける時間と同じくらい時間をかけて色々試す
- 使った人がブログなどで紹介する、という連鎖が始まると急速に広まる。その最初の流れを頑張って作る!
まとめ
2025年2月1日に開催されたBuriKaigi 2025において、OSS Gateの取り組みについて発表(LT)しました。
興味のある方は次もご覧ください!
OSS Gateをぜひ活用してください! ワークショップにご参加いただいたり、コミュニティーチャットで気軽にご相談いただければ嬉しいです。
また、クリアコードはOSS開発支援サービスも行っていますので、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください!
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自由ソフトウェア: ユーザーが自由に使えるソフトウェアのことでフリーソフトウェアとも呼ばれます。オープンソースソフトウェア(OSS)とほぼ同じソフトウェアを指しますが、考え方が異なります。興味のある人はなぜ、オープンソースは自由ソフトウェアの的を外すのかをご覧ください。 ↩