Fluentd(9)
Fluentd pluginでconfig_paramとconfig_sectionを使いこなす
Fluentdのプラグインの開発をする上で避けて通れないのが設定です。ユーザーに設定ファイルを書いてもらってプラグインの動作をカスタマイズできるようにすることは必須です。
Fluentd v0.14のEventTimeに関する話
はじめに
Fluentd v0.14ではログをmsgpackでエンコードし、新たに時間をForwardプロトコルで送る際に時間をEventTimeへエンコードして送信することができるようになりました。 このエンコード形式を用いて時間をForwardプロトコルで送るようにすると、秒よりもさらに細かな精度でログのやりとりができるようになります。 Fluent Loggerでログを送る際に、一秒間に2つ以上のログが発生する環境で秒精度までのログ転送を行った場合、Fluentdが扱うログの順番が送り先で発生した順ではなくなることがあります。 そのため、ログの順番をより正確に時刻でソートするために考えられたv0.14で新たにログの時刻の形式として秒精度以下も扱えるEventTimeが追加されました。
Fluentd v0.14 API移行のすすめ
Fluent Loggerの信頼性を高めるには
はじめに
Fluentdにログを送る方法として、Fluent Loggerを使う方法があります。 RubyやJavaにはそれぞれfluent-logger-rubyやfluent-logger-javaなどのFluent Loggerがあり、よくメンテナンスされています。 この記事ではFluent Loggerを使ってFluentd v0.12またはv0.14にログを送信する時にどのようにするとより確実にログ転送ができるようになるかを解説します。
Fluentd v0.14で導入されたstorageプラグインとは
はじめに
Fluentd v0.14では新たにstorageプラグインという新しいタイプのプラグインが導入されました。
FluentdをインストールしただけではJSON形式により保存される storage_local
プラグインしかありませんが、このstorageプラグインはFluentdのプラグインのインスタンスが保持する値をKVSに集約することにも使用することができます。
fluent-plugin-geoip の geoip2 対応した話
fluent-plugin-geoipというIPアドレスから国や州・県などの情報を取得してレコードを加工するFluentdのプラグインがあります。
Fluentd v0.14.13で追加されたコマンドのご紹介
Fluentd v0.14.13が2017-02-27にリリースされていました。新しいコマンドが2つ追加されたのでご紹介します。
v0.14 Outputプラグインの仕様解説
はじめに
クリアコードはFluentdというソフトウェアの開発に参加しています。Fluentdはログ収集や収集したデータの分配・集約などを行うソフトウェアです。