Fluentd(8)
fluent-plugin-elasticsearch の開発を引き取りました
fluent-plugin-elasticsearchはよく使われているプラグインではありましたが、長らく開発が滞っていました。 @pitrさんと@dterrorさんからコミット権をもらって gem owner に加えてもらったので 本プラグインの開発を引き取りました。
データ分析基盤構築入門
データ分析基盤構築入門という書籍を著者の一人@yoshi_kenさんから「Fluentdのプラグインの件でお世話になっているので〜」ということでいだたきました。ありがとうございます!
Fluentdで古くなったプラグインを検出する試み
Fluentd v0.14.xはFluentd v0.10.xのAPIがいくつか廃止されていて古いAPIを使っているプラグインが動作しなくなっています。また、他にも以下の観点でFluentd v0.14では使わない方がよい3rd party製プラグインが見つかっています。
Fluentd pluginでconfig_paramとconfig_sectionを使いこなす
Fluentdのプラグインの開発をする上で避けて通れないのが設定です。ユーザーに設定ファイルを書いてもらってプラグインの動作をカスタマイズできるようにすることは必須です。
Fluentd v0.14のEventTimeに関する話
はじめに
Fluentd v0.14ではログをmsgpackでエンコードし、新たに時間をForwardプロトコルで送る際に時間をEventTimeへエンコードして送信することができるようになりました。 このエンコード形式を用いて時間をForwardプロトコルで送るようにすると、秒よりもさらに細かな精度でログのやりとりができるようになります。 Fluent Loggerでログを送る際に、一秒間に2つ以上のログが発生する環境で秒精度までのログ転送を行った場合、Fluentdが扱うログの順番が送り先で発生した順ではなくなることがあります。 そのため、ログの順番をより正確に時刻でソートするために考えられたv0.14で新たにログの時刻の形式として秒精度以下も扱えるEventTimeが追加されました。
Fluentd v0.14 API移行のすすめ
Fluent Loggerの信頼性を高めるには
はじめに
Fluentdにログを送る方法として、Fluent Loggerを使う方法があります。 RubyやJavaにはそれぞれfluent-logger-rubyやfluent-logger-javaなどのFluent Loggerがあり、よくメンテナンスされています。 この記事ではFluent Loggerを使ってFluentd v0.12またはv0.14にログを送信する時にどのようにするとより確実にログ転送ができるようになるかを解説します。
Fluentd v0.14で導入されたstorageプラグインとは
はじめに
Fluentd v0.14では新たにstorageプラグインという新しいタイプのプラグインが導入されました。
FluentdをインストールしただけではJSON形式により保存される storage_local
プラグインしかありませんが、このstorageプラグインはFluentdのプラグインのインスタンスが保持する値をKVSに集約することにも使用することができます。