Mozilla(10)
Firefox・Thunderbirdを、検証用にクリーンな環境で起動する方法
FirefoxやThunderbirdはアドオンや設定によるカスタマイズが可能ですが、アドオンを多数インストールして様々な設定を変更した状態だと、何か問題が起こった場合にその原因がどこにあるのかを特定しにくくなります。
Cert Importer 1.4の再公開と、Firefox ESR版での署名要求の無効化設定について
先日、Firefoxアドオンの署名義務化に伴っていくつかのアドオンのMozilla Add-onsのWebサイト上で配布しないように切り替えた旨をお伝えしましたが、その際、Cert Importer(証明書インポータ)だけは、その特性上サイドローディング形式でのインストールが可能な権限を設定して貰えない(本審査が棄却されていた)ために、Firefox 44以降のバージョンでは一切利用できない状態のままとなっておりました。
Firefox用アドオンのデジタル署名の自動化
このククログでも既に何度か触れていますが、Firefox 44以降ではアドオンのインストール用パッケージ(XPIパッケージ)について、Mozillaによるデジタル署名が施されていない物はインストールできないようになります。
Thunderbirdのエラーコンソールの出力結果を効率よく収集する方法
FirefoxやThunderbirdには、内部で発生したエラーの情報やデバッグ用の情報を表示するためのコンソールが内蔵されています。 FirefoxでもThunderbirdでも、「Ctrl-Shift-J」というキーボードショートカットでこのコンソールを開く事ができます。
Firefoxを意図的にクラッシュさせる方法
Firefoxの導入時の要件として、クラッシュ時のレポートを送信しないようにするという設定を行う事があります。 この設定が意図通りに反映されているかどうかを確認するために、Firefoxが実際にクラッシュした時の様子を観察したい場合があります。
__noSuchMethod__をES6 Proxyで代替する方法
FirefoxのJavaScript実行エンジンであるSpiderMonkeyでは、ECMAScriptの仕様にはないSpiderMonkey固有の拡張機能をいくつか利用できますが、その中の1つとして__noSuchMethod__
があります。
Firefoxの独自ビルドにおける、より高度なノーブランド化の手順
概要
Firefoxの独自ビルドの作成手順(2015年版)において、「Firefox」ブランドを使用しない「ノーブランド版Firefox」の作成方法を解説しました。 この記事ではその補足情報として、より完全なノーブランド化の手順と、その際の注意点を解説します。
Firefoxのメモリ消費の状況を定期的に監視する
概要
アドオンを使ってFirefoxのメモリ消費の詳細な情報をモニタリングし、問題の原因を究明・分析する方法と、その事例をご紹介します。
Firefox用アドオンの署名義務化に伴う、一部アドオンのMozilla Add-ons掲載取りやめについて
概要
Firefox 44以降で予定されているアドオンの署名義務化に伴い、弊社にて開発・公開している一部のアドオンについてMozilla Add-onsサイト上への掲載を取りやめました。 以後は、それらのアドオンのインストール用XPIパッケージは各アドオンのGitHubリポジトリにて公開していきます。
Firefox 38以降で急にSSL/TLSのエラーが出るようになった、という問題の原因と対策
概要
Firefoxをバージョンアップしたところ、それまで問題なく閲覧できていたWebページで急に、「安全な接続ができませんでした」や「接続の安全性を確認できません」といったエラーが出るようになった、というお問い合わせを頂きました。