ククログ(2)
デバッグ情報が分離されていてもaddr2lineでソースコードの位置を特定する方法
Rubyが好きなのにRubyよりCやC++を書いている時間の方が長い須藤です。Cで書かれたプログラムのデバッグに便利なaddr2line
をデバッグ情報が分離されたファイルに対して使う方法を説明します。
Fluentdのコンテナイメージをタグを打つだけでデプロイできるようにした方法
先日、Fluentdのv1.18.0をリリースしました。
v1.18.0の変更点についてはFluentd v1.18.0をリリースに関する記事を参照していただくとして、 このリリースから、Docker Hubで提供しているコンテナイメージの提供方法を改善し、 GitHubでリリース用のタグを打つことで、コンテナイメージをDocker Hubへとデプロイできるようにしました。
本記事ではどのようにしてそのしくみを実現したのかについて概要を説明します。
Ruby 3.4.0のcsv/fiddle/rexml/stringio/strscan/test-unit
Rubyの開発に参加している須藤です。そろそろRuby 3.4.0がリリースされるので私がメンテナンスしているdefault gem/bundled gemの変更点を簡単に紹介します。
pg_regressは期待値ファイルを複数指定できる
PostgreSQLにいくつかパッチを投げている須藤です。パッチのレビューの中で、PostgreSQLのリグレッションテストツールpg_regress
に今まで知らなかった機能があったことを知ったので紹介します。
PGroongaの演算子に新しいデータ型のサポートを追加する方法
最近、PGroongaの演算子を改良した堀本です。 今回、正規表現を用いた検索で使う演算子に新しいデータ型のサポートを追加したので、どうやって追加したかを紹介します。
Groonga: パトリシアトライのキーをデフラグ
Groongaの開発をがんばっている阿部です。
最近はパトリシアトライのキーをデフラグする機能を実装したのでその機能について紹介します。
(わかりやすさを優先するため説明を割愛している部分や厳密には正確ではない説明も含まれますがご了承ください。)
Fluentd v1.18.0をリリース
こんにちは。Fluentdチームの藤田です。
2024年11月29日にFluentd v1.18.0をリリースしました。 本リリースではゼロ・ダウンタイムによるリスタートを主な機能として追加しました。 また、いくつかの機能拡張と不具合の修正が含まれます。
本記事ではFluentd v1.18.0の変更内容について紹介します。
index_column_diffコマンドのインデックス破損の誤検知を解消
最近、Groongaのindex_column_diff
コマンドの誤検知を解消した児玉です。
index_column_diff
はインデックスの破損を検出するコマンドですが、
このコマンドが誤検知を起こすケースがあったので解消しました。
この記事では、index_column_diff
の詳細と誤検知の原因およびその解消方法を紹介します。
ここから先は、Groongaのインデックスの仕組みを理解していることを前提として進めていきます。 インデックスの仕組みを知らないよという方は、次の記事を読んだ後に戻ってくると理解しやすいと思います。